寝る前に明日のことを考えると睡眠の質が上がるらしい
「https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/29058942/」
睡眠について、面白い論文が出ていたのでご紹介。
この前、睡眠時間は7時間以上取らないと、炎症濃度が高まり、早死するって話をしました。
今回ごしょうかいするのは、ベイラー大学の研究。
被験者は57人の学生で、宿泊施設で7日間寝泊まりして、睡眠の質を調べたそうな。
今回は研究のために2つにグループ分けを行い、
①TODOリストを使って、明日すべき事を明確にしたグループ
② 今日やった事を全て書き出したグループ
この2つのグループ分けを行い、どれぐらいに睡眠の質に差が起きたのか調べたそうな。
この実験では脳内スキャンをきちんと行なっており、きちんとデータ化しているはGOOD〜!
その結果、なんと9分程度明日のTODOを書き出した方が寝つきが良くなったそうな。
これって結構すごくて、睡眠薬のむくらいの効果はあるんじゃないかと。
結果がでた理由は明確で、日常で過ごしているとストレス社会だけに、不安が原因で寝つきが悪くなるって結構あるんですな。
頭の中だけだと忘れてしまったらどうしよう?とか、明日は何をしないといけないのかとか、頭の中でぐるぐる考える時間が伸びてしまい、
結果的に寝つきまでに時間がかかっているのではないかと推測されてます。
正直、お金もほとんどかからないうえに、睡眠の質が上がるくらいなら毎日やった方が得ですね。
ここでのポイントは紙に明日やるべき事を書き出したって事。
科学の世界では以前よりずっと言われていた事ですが、考える事を紙に書き出すだけで、リラックス効果が高まったり、アイディアが思いつきやすくなったりってことが良く言われてておりました。
とはいえ、 明日のことを考えてしまうと、逆にねれなくなってしまうってことのリスクもあるので、時間決めた上で、紙に必ず書き出すってところがポイントになるんじゃないかと。
★ってことで私も寝る前に、特に休日の場合に関しては、明日やるべきことを書き出す事にしました。
実際に書いてみると確かに、脳内における負担のようなものが軽減され、熟睡での時間が早くなったのは実感。
特に紙に書き出す事によって、お金もかからずに、睡眠薬くらいの効果が得れるのはかなり大きいですな。
最近寝る前にアプリを使って睡眠時間の計測を始めてますが、僕の場合6時間50分くらいで目がさめるらしい。